みどころ

「あなたのドラえもんをつくってください」

2017年11月TOKYOで、このコンセプトに共鳴した28組のアーティストが集い、
「ドラえもん」への思いが詰まった世界にひとつだけのアート作品を発表します。

1970年の誕生以来、ドラえもんは、日本中にたくさんの夢を届けてくれました。
いま世界を舞台に活躍するアーティストたちの中にも、
ドラえもんと出会い、夢を膨らませてきた方々がたくさんいます。

そんなアーティストたちに「ドラえもん」をアートで表現してもらえたら、
いったいどんなすばらしいことが起こるのだろう。

「アート」が「ドラえもん」と出会う、その特別な瞬間を一緒に夢見ましょう。

増田セバスチャン 「Wish Weapon」/立体作品

映画『のび太のドラビアンナイト』をモチーフに、高さ2.3m幅1.8mの巨大でカラフルなぬいぐるみのドラえもんを制作中。少し見上げるような大きさは、未来を見上げるイメージと大きな希望を表している。

©Sebastian Masuda/Lovelies Lab. Studio ©Fujiko-Pro

Mr. 「重力ちょうせつ機ードラえもんー」(下絵制作中)/アクリル絵画

ひみつ道具によって、のび太の部屋が無重力になった様子を描いたアクリル絵画を制作中。
“最近、表現の描写で身近なものが宙に舞ったり、吹っ飛んだりするところを想像したりしていたので、このひみつ道具を描きたくなりました”

©2017 Mr./Kaikai Kiki Co.,Ltd ©Fujiko-Pro

西尾康之 「Optical Apparition」/彫刻

高さ1.8mの巨大ドラえもんの彫刻に、3DCGのプロジェクションマッピングを投影する作品を制作中。
“ある夕方、青い丸いものがあって、うちにドラえもんが来た!と思ったら丸まった布団だった。そんな体験を元に作りました。”

©2017 Mr./Kaikai Kiki Co.,Ltd ©Fujiko-Pro

監修者からのメッセージ

山下裕二(美術史家・明治学院大学教授)
2002年の「THE ドラえもん展」から15年。満を持して開催される続編が、今回の「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」である。思えば、この間に日本の現代アートシーンは、大きく裾野を拡げた。前回の出品作家で、その後さらなる活躍を続ける人が再び新作を出品してくれることが嬉しい。さらに、この15年の間に目覚ましい成長を遂げた作家を選び、制作を依頼した。彼らはまさにドラえもん世代といえるだろう。国民的キャラクターと、最先端の現代アートとのコラボレーションに、多くの観客が瞠目されるにちがいない。