2019年、OSAKAで、アートがドラえもんと夢を見る。
1970年の誕生以来、ドラえもんは、日本中にたくさんの夢を届けてくれました。
いま世界を舞台に活躍するアーティストたちの中にも、ドラえもんと出会い、
夢を膨らませてきた方々がたくさんいます。
日本を代表するアーティスト28組と「ドラえもん」が出会う特別展。
誰も見たことのない「ドラえもん」、
世界にひとつだけの新しい「ドラえもん」をつくりあげました。
いずれも、ジャンルを超えた独創性豊かな現代アートであるとともに、
「ドラえもん」への想い溢れる作品となっております。
山下裕二(美術史家・明治学院大学教授)
2002年の「THE ドラえもん展」から15年。満を持して開催される続編が、今回の「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」である。思えば、この間に日本の現代アートシーンは、大きく裾野を拡げた。前回の出品作家で、その後さらなる活躍を続ける人が再び新作を出品してくれることが嬉しい。さらに、この15年の間に目覚ましい成長を遂げた作家を選び、制作を依頼した。彼らはまさにドラえもん世代といえるだろう。国民的キャラクターと、最先端の現代アートとのコラボレーションに、多くの観客が瞠目されるにちがいない。